光回線は工事不要で使える?工事なしのインターネット選択肢を解説

工事不要-光回線

「光回線を使いたいけど、工事が面倒…」

「工事なしで光回線を使う方法はないの?」

「賃貸だから工事の許可が取れるか不安…」

結論からお伝えすると、条件次第で光回線は工事不要で利用できます。

具体的には「光コンセント設置済み」「フレッツ光からの転用」「光コラボ間の事業者変更」「設備導入済みマンション」の4つのケースに該当すれば、工事なしで光回線を使い始められます。

総合情報サイト『マイナビニュース』のマイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チームが、工事が不要になる条件の詳しい解説から、自宅が該当するかの確認方法、工事不要で使えるおすすめの光回線まで、まとめて紹介します。

光回線が工事不要になる4つのケース

※本記事内の料金は、すべて税込で記載しています。
※各社の最新情報は、公式サイトをご確認ください。
※実質料金を紹介する際のキャッシュバック金額は、最大金額ではなく、条件なしで受けられる金額を基準に算出しています。

総合情報サイト「マイナビニュース」のマイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チームです。 PC、スマートフォン、ガジェット、通信インフラに関する最新ニュースを日々配信。5G/6Gなどの次世代通信技術から、光回線の料金プラン分析まで、テクノロジーが生活に与える影響を専門的な視点で取材・執筆しています。 本サイトでは、膨大な取材データと通信キャリアへのヒアリングに基づき、ユーザーの生活に最適なインターネット環境を提案します。

執筆者
高木 健太朗

格安SIM・光回線のWEBメディアを監修するプロ

高木 健太朗

株式会社ドミニオン

光回線サービスのコールセンター業務を経て、不動産賃貸会社へ出向。2年間にわたり入居者のインターネット設備導入をサポートした経験を持つ。 現場ではNTT担当者と直接連携し、「工事不可と言われたマンションへの導入」や「通信速度の改善」など、一般には出回らない現場レベルの解決策を蓄積。自身の現場経験と知識を融合させ、ユーザーの生活環境に最適な回線選びを提案している。

監修者

光回線が工事不要になる4つのケース

光回線は必ず工事が必要と思われがちですが、実は以下の4つのケースでは工事なしで利用を開始できます。

それぞれのケースについて、条件や手続きの流れを詳しく見ていきましょう。

ケース1:光コンセントが設置済みの物件

光コンセントとは、光ファイバーケーブルを室内に引き込むための接続口のことです。

光コンセントには「一体型タイプ」「分離型タイプ」「光ローゼット」の3種類があり、前の入居者が光回線を使っていた物件では、退去後もそのまま残っていることがあります。

マンションやアパートの物件情報に「光回線完備」「インターネット完備」と記載されている場合は、光コンセントが設置されている可能性が高いです。

ここで注意したいのが「光回線対応」と「光回線完備」の違いです。

「光回線完備」は各戸まで回線が引き込まれているため工事不要の可能性が高い一方、「光回線対応」は共用部まで回線が来ているだけで、各戸への引き込み工事が別途必要になる場合があります。

● ポイント

光回線完備:各戸まで回線が引き込まれている⇨工事不要の可能性が高い
光回線対応:共用部まで回線が来ているだけ⇨各戸への引き込み工事が別途必要

また、光コンセントがあっても、設備が劣化していたり、以前の光ファイバーが撤去されていたりすると再度工事が必要になるケースもあります。

フレッツ光系以外の独自回線(auひかり、NURO光など)に申し込む場合は、光コンセントがあっても別途工事が発生します。

無派遣工事の場合は、事業者から届いたONU(光回線終端装置)を自分で光コンセントに接続するだけで開通できます。

費用目安は無派遣工事費として約2,200円程度です(事業者により異なります)。

光コンセント設置済みの場合の概要を以下にまとめます。

条件対象回線工事種類費用目安開通日数
光コンセントが壁にあるフレッツ光
光コラボ
無派遣工事約2,200円1〜2週間
監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

光コンセントがあっても、配管の中の光ファイバーケーブルが撤去されているケースがあります。

退去時に原状回復として回線撤去が行われた物件がこのパターンです。

つまり「光コンセントがある=確実に工事不要」ではなく、あくまで「無派遣工事になる可能性が高い」と考えてください。

申し込み前に自分で100%確認する方法はないので、申し込み時に無派遣工事と言われても、念のため派遣工事になる可能性も想定しておくと安心です。

光コンセントの有無は、次のセクションで紹介する確認方法でチェックしてみてください。

ケース2:フレッツ光から光コラボへの「転用」

転用とは、フレッツ光の回線設備をそのまま使って光コラボ事業者に乗り換える手続きのことです。

同じNTT回線設備を使い続けるため、工事は一切不要で切り替えができます。

転用のメリットは、工事が不要なだけではありません。

固定電話の番号がそのまま引き継げることや、フレッツ光+プロバイダの2社契約から1社にまとめられるため月額が安くなる場合が多い点も大きな利点です。

転用の手続きには「転用承諾番号」が必要です。

以下の窓口からNTTに連絡して取得してください。

【 転用承諾番号 取得先 】

  • NTT東日本:0120-140-202(受付時間 9:00〜17:00)
  • NTT西日本:0120-553-104(受付時間 9:00〜17:00)

転用できる主な光コラボ事業者には、ドコモ光、ソフトバンク光、GMOとくとくBB光、ビッグローブ光、So-net光プラスなどがあります。

転用の手順は以下のとおりです。

  • NTT東日本またはNTT西日本から転用承諾番号を取得する
  • 乗り換え先の光コラボ事業者に転用承諾番号を伝えて申し込む
  • 切り替え日に自動で回線が切り替わる(工事不要)
  • 届いたルーター等の機器を設定して利用開始

転用承諾番号の有効期限は発行日を含めて15日間のため、取得後は早めに申し込み手続きを進めましょう。

監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

転用で意外と多い失敗が「Wi-Fiが使えなくなった」というケースです。

元の事業者からレンタルしていたルーターは、転用で事業者が変わると返却が必要になります。

返却後、光回線のモデムにポートが1つしかなければ有線1台しか接続できなくなります。

転用前に「今使っているルーターはレンタル品か、自分の所有か」を必ず確認してください。

ケース3:光コラボ間の「事業者変更」

事業者変更とは、光コラボ同士で乗り換える手続きのことです。

転用と同じく、NTT回線をそのまま使い続けるため工事は不要です。

手続きの流れは以下のとおりです。

  • 現在利用中の光コラボ事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する
  • 新しい光コラボ事業者に事業者変更承諾番号を伝えて申し込む
  • 切り替え日に自動で回線が切り替わる(工事不要)

ただし、独自回線(auひかり、NURO光、電力系のeo光やMEGA EGGなど)からの乗り換えは事業者変更の対象外です。

独自回線からフレッツ光系に乗り換える場合は、新規申し込みとなり工事が必要になります。

ケース4:設備導入済みマンション

マンションの共用部(MDF室)まで光回線が引き込まれている場合、各戸への配線方式によっては工事不要で利用できます。

マンションの配線方式は大きく3種類あります。

光配線方式各戸まで光ファイバーが敷設されている方式で、最大1Gbpsの高速通信が可能です。
工事は不要〜軽微で済みます。
VDSL方式共用部から各戸まで既存の電話線を利用する方式です。
工事は不要ですが、速度は最大100Mbpsに制限されます。
LAN配線方式共用部から各戸までLANケーブルで接続する方式です。
工事は不要で、LANケーブルを挿すだけで利用できます。

お住まいのマンションの配線方式は、管理会社や大家さんに問い合わせると確認できます。

なお、「マンションタイプ」と「戸建てタイプ」はマンションの規模や設備状況によって分かれます。

マンションでも光回線設備が導入されていない場合は戸建てタイプでの契約となり、月額料金が高くなることがあります。

マンションの物件情報に記載されるインターネット関連の表記には、以下のような違いがあります。

表記意味工事備考
インターネット完備回線+プロバイダ契約済み不要LANケーブルを挿すだけ
光回線完備
(光配線方式)
各戸まで光ファイバー引き込み済み不要〜軽微ONUの接続のみ
光回線対応共用部まで光回線あり必要な場合あり各戸への引き込み工事が必要
インターネット対応回線設備あり、契約は各自必要な場合あり自分で契約+工事手配
監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

マンションは「工事不要」でもVDSL方式だと最大100Mbpsしか出ません。

築15年以上のマンションは要注意です。申し込み時に「光配線方式ですか?」と一言聞くだけで後悔を防げますよ。

「完備」と「対応」では工事の要否が大きく変わるため、物件選びの際にはしっかり確認しておきましょう。

マンションでの光回線選びについて詳しくは「【マンション向け】おすすめ光回線ランキング|集合住宅の選び方」でも解説しています。

自宅が工事不要か確認する3ステップ

「自分の家は工事不要で光回線が使えるの?」と気になる方は、以下の3ステップで確認できます。

順番に進めていくことで、工事の要否を判断できるようになります。

光コンセントの見分け方と確認ポイント

STEP1:自宅の光コンセントを確認する

まずは自宅の壁に光コンセントがあるかどうかを確認しましょう。

光コンセントが設置されていることが多い場所は、リビング、電話機の近く、エアコンの近くです。

3種類の光コンセントの見分け方は以下のとおりです。

  • 一体型タイプ:電話やLANのコンセントと一体になったプレートです。「光」「光コンセントSC」と書かれた差込口があります。
  • 分離型タイプ:壁に独立して設置された小型の白い箱です。壁からケーブルが出ていることもあります。
  • 光ローゼット:古い設備で使われている丸型のコネクタです。天井付近に設置されていることが多いです。

光コンセントが見つかった場合は、無派遣工事で開通できる可能性が高いです。

見つからなかった場合はSTEP2に進みましょう。

STEP2:管理会社・大家さんに聞く

光コンセントが見当たらない場合や、設備状況が分からない場合は、管理会社または大家さんに確認しましょう。

以下のポイントを聞くとスムーズです。

  • 「光回線の設備は入っていますか?」
  • 「配線方式は何ですか?(光配線/VDSL/LAN)」
  • 「工事の許可は必要ですか?」

管理会社に連絡する際の例文を参考にしてください。

「お世話になっております。○○号室の○○です。光回線の導入を検討しているのですが、当マンションの光回線設備の導入状況と配線方式を教えていただけますか。また、工事が必要な場合、許可の手続きについても確認させてください。」

マンションの場合は設備の導入状況を、戸建ての場合は過去に光回線を使用したことがあるかを確認するのがポイントです。

STEP3:回線事業者に問い合わせる

最終的な工事の要否は、回線事業者に確認するのが確実です。

NTT東日本・西日本の公式サイトでは、住所を入力するだけでフレッツ光の提供エリアと設備状況を確認できます。

光回線に申し込むと、事業者側で設備状況を自動的に確認してくれます。

工事が必要か不要かの正式な連絡は申し込み後に届くため、まずは申し込んでみるのも一つの方法です。

工事が必要?不要?セルフチェックフロー
監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

正直なところ、申し込み前に「本当に工事不要か」を100%確認する方法はありません。

申し込み時に「無派遣工事です」と案内されても、実際には派遣工事が必要になるケースは珍しくないんです。

前の入居者や管理会社が回線撤去を行い、NTT側にデータが残っていない場合に起こります。

「無派遣工事のはずが、開通日にネットが使えない」ということも想定して、開通予定日の前後は余裕を持ったスケジュールにしておきましょう。

より光回線の工事について詳しく知りたい方は 別記事「光回線の工事を徹底解説」をご確認ください。

工事不要で使えるおすすめ光回線5選

工事不要で利用できることが確認できたら、次はどの光回線を選ぶかが重要です。

以下の5社はすべてフレッツ光回線を使用する光コラボ事業者のため、転用・事業者変更で工事なしで乗り換えできます。

スマホキャリア別に最適な光回線を紹介しますので、ご自身に合ったサービスを見つけてください。

【比較表】工事不要で使える光回線一覧

工事不要で乗り換えられる主要5社の料金・特徴を比較表にまとめました。

サービス名月額(戸建て)月額(マンション)スマホセット割主なキャンペーン実測速度参考値
ドコモ光5,720円4,400円ドコモ(最大-1,210円/月)dポイント還元・工事費実質無料約320Mbps
ソフトバンク光5,720円4,180円SB(-1,100円)・YM(-1,650円)月額3ヶ月無料・工事費実質無料約330Mbps
GMOとくとくBB光4,818円3,773円なしCB最大42,000円・ルーター無料約300Mbps
ビッグローブ光5,478円4,378円au(-1,100円)・UQ(-1,100円)CB最大50,000円・工事費実質無料約280Mbps
So-net光プラス6,138円4,928円au(-1,100円)・UQ(-1,100円)CB最大55,000円・v6プラス対応約270Mbps
※料金は2026年3月時点・税込です。
※実測速度はみんなのネット回線速度の参考値です。
※キャンペーンは時期により変動します。
※上記はすべてフレッツ光回線を使用する光コラボ事業者のため、転用・事業者変更で工事不要です。
※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
※ベストエフォート型のため、実際の速度は利用環境により異なります。
監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

CB額が圧倒的に高い代理店は、不要なオプション加入が条件のケースがほとんどです。
またスマホセット割も不要なオプションやプランで契約が必須になっていることもあります。

「光回線の契約だけでいくらもらえるか」で比較する方がシンプルで後悔しませんよ。

次の項目から、スマホキャリア別におすすめの光回線を詳しく解説していきます。

ドコモユーザーにおすすめ:ドコモ光

ドコモのスマホを使っている方には、ドコモ光がおすすめです。

「ドコモ光セット割」により、家族全員のドコモスマホ料金が1台あたり最大1,210円/月割引されます。

たとえば家族4人がドコモスマホを使っていれば、毎月最大4,840円の通信費削減につながります。

フレッツ光や他の光コラボからの転用・事業者変更なら工事不要で乗り換えが可能です。

プロバイダはv6プラス対応で速度に定評のあるGMOとくとくBBが選べます。

現在はdポイント還元キャンペーンを実施しており、他社解約金についても最大100,000ptのdポイントで還元されます。

ドコモユーザー向けの光回線比較は「ドコモユーザーにおすすめの光回線|セット割でお得に使う方法」もあわせてご覧ください。

\ドコモユーザーにおすすめ!/

ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめ:ソフトバンク光

ソフトバンクまたはワイモバイルのスマホを使っている方には、ソフトバンク光がおすすめです。

「おうち割光セット」により、ソフトバンクスマホなら最大1,100円/月、ワイモバイルなら最大1,650円/月が割引されます。

家族のスマホも対象のため、家族にソフトバンク・ワイモバイルユーザーが多いほどお得になります。

現在は月額3ヶ月無料キャンペーンを実施中です。

工事費も31ヶ月間の月額割引で実質無料になります(途中解約の場合は残債が発生するため注意が必要です)。

他社からの乗り換え特典も用意されているため、乗り換え費用の負担を抑えられます。

ソフトバンクユーザー向けの光回線比較は「ソフトバンクユーザーにおすすめの光回線」もあわせてご覧ください。

\ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめ!/

セット割不要・とにかく安く:GMOとくとくBB光

スマホセット割が不要な方や、格安SIM・ahamo・povo・LINEMOなどを使っている方には、GMOとくとくBB光がおすすめです。

月額料金が戸建て4,818円、マンション3,773円と光コラボの中でも低価格帯に位置しており、セット割なしでも月額が安い点が特徴です。

キャッシュバックは最大42,000円で、受取条件は開通11ヶ月後に届くメールから申請する方式です。

申請期間を過ぎると無効になるため、カレンダーにリマインダーを設定しておくことをおすすめします。

v6プラス対応のWi-Fiルーターが無料でレンタルできるため、追加費用なく快適な通信環境を整えられます。

GMOとくとくBB光については別記事「GMOとくとくBB光の評判・口コミ」でご紹介しています。

\光回線だけで安くお得に使いたいなら!/

au・UQモバイルユーザーにおすすめ:ビッグローブ光

au・UQモバイルユーザーで光コラボを選びたい方には、ビッグローブ光がおすすめです。

「auスマートバリュー」および「UQ自宅セット割」に対応しており、スマホ1台あたり最大1,100円/月が割引されます。

auひかりは提供エリアが限定されていますが、ビッグローブ光はフレッツ光回線を使用する光コラボのため全国対応です。

auひかりがエリア外の方でもau割引を適用できるのが大きなメリットです。

キャッシュバックは最大50,000円で、12ヶ月目に20,000円、24ヶ月目に30,000円の2回に分けて受け取れます(クーポンコードが必要です)。

工事費も最大28,600円相当が実質無料になるキャンペーンを実施中です。

光コラボ間の事業者変更であれば工事不要で乗り換えできます。

\全国対応で安心して使える!/

au・UQモバイルユーザーの代替:So-net光プラス

ビッグローブ光と同じくau・UQモバイルのセット割に対応しているのがSo-net光プラスです。

v6プラスが標準対応のため、混雑する時間帯でも速度が安定しやすい点が特徴です。

キャッシュバックは最大55,000円で、6ヶ月目と12ヶ月目の2回に分けて受け取る方式です。

ビッグローブ光と比較すると月額はやや高めですが、v6プラスが標準対応であることと、プロバイダ一体型で契約管理が楽な点がメリットです。

速度の安定性を重視するau・UQモバイルユーザーに適した選択肢といえます。

auユーザー向けの光回線比較は「auユーザーにおすすめの光回線」もあわせてご覧ください。

\スマホキャリア別におすすめの光回線をチェック/

代替手段 — 工事できない・すぐ使いたい場合

光回線の工事ができない環境や、すぐにインターネットを使いたい場合は、ホームルーターやモバイルWiFiも選択肢になります。

それぞれの特徴を確認して、自分に合った方法を選びましょう。

光回線 vs ホームルーター vs モバイルWiFi 比較

ホームルーターという選択肢

ホームルーターは、工事不要でコンセントに挿すだけでインターネットが使える据え置き型のWiFi機器です。

端末が届けば最短翌日から利用を開始できます。

主なサービスには、ドコモ home 5G、SoftBank Air、WiMAXなどがあります。

ホームルーターのメリットとデメリットを整理します。

  • メリット:工事不要で手軽に導入できる、引っ越しの際も手続きが簡単
  • デメリット:光回線と比べて速度・安定性が劣る、オンラインゲームや大容量通信には不向き

一人暮らしの方、工事不可の物件にお住まいの方、引っ越しの予定がある方に適しています。

ホームルーター選びは、ホームルーターおすすめ記事で詳細をご覧ください。

監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

代理店時代の経験上、SNSや動画視聴が中心ならホームルーターで十分なケースが多かったです。

ただし鉄筋コンクリートの建物は要注意で、窓から離れた奥の部屋まで電波が届かないこともあります。

逆に、オンラインゲームをするなら光回線一択です。

ゲームはアップデートのたびに処理が重くなっていくので、ホームルーターではストレスがかかる可能性が高いですよ。

モバイルWiFiという選択肢

モバイルWiFiは持ち運びができるポケットサイズのWiFiルーターです。

自宅だけでなく外出先でもインターネットを利用できる点が特徴です。

主なサービスには、WiMAX、楽天モバイル、クラウドSIM系のサービスなどがあります。

モバイルWiFiのメリットとデメリットを整理します。

  • メリット:外出先でもインターネットが使える、短期契約が可能なサービスもある
  • デメリット:速度や容量に制限がある場合が多い、複数人での利用には不向き

外出先でも頻繁にインターネットを使う方、一人暮らしの方、短期間だけ利用したい方に向いています。

モバイルWiFi(ポケット型Wifi)選びは、ポケットWiFi おすすめ記事で詳細をご案内しています。

【比較表】光回線 vs ホームルーター vs モバイルWiFi

3つのインターネット接続方法を項目別に比較しました。

項目光回線ホームルーターモバイルWiFi
工事必要(ケースによる)不要不要
開通まで1〜4週間最短翌日最短翌日
速度(実測参考)300〜500Mbps50〜150Mbps20〜80Mbps
安定性◎ 有線で常時安定○ 電波状況に依存△ 場所により不安定
データ容量完全無制限実質無制限月間上限あり
月額4,000〜5,700円4,000〜5,300円3,000〜4,500円
持ち運び× 自宅固定× 自宅固定◎ 外出先OK
おすすめ用途動画・ゲーム・在宅勤務一人暮らし・引越多め外出先でも使う

※速度はベストエフォート型のため、実際の速度は利用環境により異なります。

速度と安定性を重視するなら光回線、手軽さを重視するならホームルーター、持ち運びが必要ならモバイルWiFiと、用途に応じて選ぶのがポイントです。

工事が必要になるケースと流れ

新規で光回線を引く場合は、基本的に工事が必要です。

工事が必要なケースと費用の目安を解説します。

工事の詳しい内容については「光回線の工事内容と流れ|所要時間・費用・注意点まとめ」でも解説しています。

光回線の工事費用・所要時間の目安

工事が必要になるケース一覧

以下のようなケースでは、光回線の開通工事が必要になります。

  • 新規引き込み:光回線を初めて導入する戸建て・マンション
  • 独自回線への切替:auひかり、NURO光、電力系(MEGA EGG、eo光等)への新規契約
  • 10Gプランの導入:既存の1Gbps設備から10Gbps対応への切り替え
  • マンション設備なし:共用部に光回線設備が導入されていないマンション
  • 光コンセントの撤去・劣化:光コンセントがあっても設備が使えない状態の場合

上記に該当する場合は、次の項目で工事費用や所要時間の目安を確認してください。

監修者アドバイス

プロのアドバイス 💡

賃貸の場合、オーナーには「配管を通すので穴あけはありません。ビス止め程度です」と簡潔に伝えるのがコツです。許可を取った旨を申し込み時に伝えれば、当日のトラブルもまず起きません。

工事費用・所要時間の目安

工事タイプ別の費用や所要時間の目安は以下のとおりです。

工事タイプ工事費所要時間開通まで立ち会い
新規引き込み(戸建て)22,000円〜1〜2時間2〜4週間必要
新規引き込み(マンション)22,000円〜30分〜1時間2〜3週間必要
独自回線への切替44,000円〜1〜2時間1〜3ヶ月必要
10Gプラン導入22,000円〜1〜2時間2〜4週間必要
マンション設備なし22,000円〜1〜2時間3〜8週間必要

工事費は事業者やプランによって異なるため、申し込み前に公式サイトで確認しましょう。

工事費を実質無料にする方法

多くの光回線事業者では「工事費実質無料キャンペーン」を実施しています。

これは工事費を分割払いにし、同額の月額割引で相殺する仕組みです。

ここで注意したいのが「実質無料」と「完全無料」の違いです。

「実質無料」は分割払い期間中に同額の割引が適用されるため、契約を続ける限り負担はゼロですが、途中解約すると残りの分割払い分が残債として請求されます。

一方「完全無料」は工事費そのものが0円のため、いつ解約しても残債は発生しません。

他社からの乗り換えなら、違約金負担キャンペーンとの併用でさらに費用を抑えられます。

キャッシュバックの受け取り方について詳しくは「光回線のキャッシュバック比較|確実に受け取る方法と注意点」をご確認ください。

また、土日祝の工事は追加料金(3,300円)がかかるため、平日に工事日を設定するのがおトクです。

光回線の工事に関するよくある質問

光回線の工事に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

まとめ|光回線を工事不要で使うためのポイント

この記事では、光回線が工事不要になるケースから確認方法、おすすめの光回線までを解説しました。

最後に、工事不要の4つのケースをあらためて確認しておきましょう。

まとめ|あなたに合った判断フロー
ケース条件手続き
光コンセント設置済み壁に光コンセントあり光回線に申し込み→無派遣工事
転用フレッツ光を利用中転用承諾番号を取得→光コラボに申し込み
事業者変更光コラボを利用中事業者変更承諾番号を取得→別の光コラボに申し込み
設備導入済みマンション共用部まで光回線設備あり対応事業者に申し込み

判断の流れをまとめると、次の4ステップになります。

まず自宅の壁に光コンセントがあるか確認し、なければ管理会社や大家さんに設備状況を聞きます。

次にNTTの提供エリア検索や回線事業者への問い合わせで工事の要否を確定させます。

最後にスマホキャリアに合わせて光回線を選び、申し込みを進めましょう。

スマホキャリア別のおすすめは以下のとおりです。

  • ドコモユーザー → ドコモ光(セット割で家族全員のスマホ代が割引)
  • ソフトバンク・ワイモバイルユーザー → ソフトバンク光(おうち割光セット対応)
  • au・UQモバイルユーザー → ビッグローブ光(全国対応でauスマートバリュー適用可能)
  • 格安SIM・ahamo・povo・LINEMOユーザー → GMOとくとくBB光(月額の安さが魅力)

光回線の工事ができない環境にお住まいの方は、ホームルーターも検討してみてください。

戸建てにお住まいの方は「【戸建て向け】おすすめ光回線ランキング|一軒家に最適な選び方」も参考になります。

※最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。