NTTのフレッツ光クロスをはじめ、各社が10ギガプランを提供し始め、超高速インターネットへの需要は年々高まっています。
マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チーム独自のアンケート調査(2026年3月実施、有効回答数73名)では、10ギガユーザーの82.2%が速度に7点以上(10点満点)の満足度と回答しており、他人へのおすすめ度も平均7.3点/10点と高い評価を得ています。

しかし、10ギガ光回線はサービスごとに月額料金・提供エリア・キャンペーン内容が大きく異なるため、「自分にはどのサービスが合っているのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
そもそも10ギガが本当に必要なのかの判断も、事前にしておきたいポイントです。
この記事では、マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チームが、10ギガ光回線のおすすめサービスをニーズ別に比較・紹介します。
【 この記事でわかること 】
- そもそも10ギガが必要かどうかの判断基準
- ニーズ別おすすめ10ギガ光回線サービス
- 10ギガの速度を活かすための宅内環境チェックリスト
【調査結果】
- 調査対象:10ギガ光回線を現在利用中の方
- 調査方法:インターネットアンケート(クラウドワークス)
- 調査期間:2026年3月26日~2026年3月27日
- 回答者数:73名
- 質問数:18問
- アンケート結果
※本記事内の料金は、すべて税込で記載しています。
※各社の最新情報は、公式サイトをご確認ください。
※実質料金を紹介する際のキャッシュバック金額は、最大金額ではなく、条件なしで受けられる金額を基準に算出しています。
目次
そもそも10ギガは必要?1ギガとの違いと判断基準

10ギガ光回線は理論上、1ギガの10倍の通信速度を持つプランです。
ただし、すべての人に10ギガが必要なわけではありません。
まずは1ギガと10ギガの違いを正確に理解し、自分に必要かどうかを判断しましょう。
1ギガと10ギガの速度差
1ギガプランと10ギガプランでは、理論上の最大速度に10倍の差があります。
しかし実測値は利用環境に大きく左右されるため、単純に10倍速くなるわけではありません。
| 項目 | 1ギガプラン | 10ギガプラン |
|---|---|---|
| 理論上の最大速度 | 1Gbps | 10Gbps |
| 実測値の目安(下り) | 300〜700Mbps | 1〜5Gbps |
| 実測での速度差 | − | 1ギガの約2〜7倍 |
実測で1〜5Gbps程度の速度が出るケースが多く、1ギガプランの実測300〜700Mbpsと比べると体感でも明確に速さを感じられます。
ただし、宅内のLANケーブルやルーターが10ギガに対応していないと、せっかくの高速回線も活かしきれない点には注意が必要です。
10ギガが必要な人・1ギガで十分な人
10ギガが必要かどうかは、日常の利用シーンで判断できます。
以下の表で、自分の利用状況に当てはまるか確認してみてください。
| 利用シーン | 1ギガで十分 | 10ギガがおすすめ |
|---|---|---|
| Web閲覧・SNS | ◎ | 不要 |
| 動画視聴(4K) | ◎ | 不要 |
| 動画視聴(8K) | △ | ◎ |
| オンラインゲーム(カジュアル) | ○ | △ |
| オンラインゲーム(FPS/格ゲー等) | △ | ◎ |
| 在宅ワーク(Web会議中心) | ◎ | 不要 |
| 在宅ワーク(大容量ファイル送受信) | △ | ◎ |
| 動画編集・アップロード | △ | ◎ |
| 家族4人以上の同時利用 | △ | ◎ |
Web閲覧やSNS、4K動画視聴がメインの方は1ギガで十分です。
一方、FPSなど対戦型のオンラインゲーム、大容量ファイルのやり取り、家族4人以上での同時利用がある方は、10ギガの恩恵を大きく受けられます。
マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チーム独自のアンケート調査では、10ギガにした理由として最も多かったのは「家族全員が同時に利用するため」(42.5%)で、次いで「在宅ワーク・テレワークの安定性のため」(41.1%)、「オンラインゲームの速度向上のため」(35.6%)と続きました。

また、1ギガからの変更者のうち85.0%が体感速度の改善を実感しており、実測で1Gbps以上を記録した人も測定者の38.5%にのぼります。

プロのアドバイス 💡
正直、ある程度の速度が出ていればほとんどの用途で不満は出ません。10ギガが活きるのは、FPSゲームで低Ping値が必要な方や、大容量ファイルを頻繁にやり取りする方です。
月額差のシミュレーション(1ギガ vs 10ギガの2年間コスト差)
10ギガプランは1ギガプランより月額で1,000〜2,000円ほど高くなるのが一般的です。
2年間で計算すると、追加コストは24,000〜48,000円になります。
| サービス例 | 1ギガ月額 | 10ギガ月額 | 月額差 | 2年間の差額 |
|---|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | 5,390円 | 5,940円 | 550円 | 13,200円 |
| ドコモ光(タイプA) | 5,720円 | 6,380円 | 660円 | 15,840円 |
| ソフトバンク光 | 5,720円 | 6,930円 | 1,210円 | 29,040円 |
GMOとくとくBB光の場合、10ギガで70,000円のキャッシュバックが受け取れるため、1ギガ(CB42,000円)との差額28,000円で2年間の月額差13,200円を十分にカバーできます。
キャッシュバックを考慮すると、実質的な負担は想像以上に小さいケースもあるため、費用面だけで10ギガを諦める必要はありません。
「10ギガは自分にはまだ早いかも」と感じた方は、速い光回線ランキングで1ギガプランのおすすめもチェックしてみてください。
10ギガ光回線の選び方 ── 4つの比較ポイント
10ギガ光回線は各社から提供されていますが、サービスごとにエリア・料金・特典が大きく異なります。
ここでは、自分に合ったサービスを選ぶための4つの比較ポイントを解説します。
①提供エリアを確認する
10ギガ光回線は1ギガと比べて提供エリアが限定されているため、まずエリア確認が最優先です。
回線の種類によって対応エリアが異なるため、自分の住所がどの回線に対応しているかを先に確認し、そのうえで他の条件を比較する流れが効率的です。
- NTT系(フレッツ光クロス / 光コラボ):NTT東日本・西日本のエリア内で提供。対応エリアは最も広いが、都道府県内でも一部地域のみの場合がある
- 独自回線(NURO光 / auひかり):自社設備で提供。エリアは限定的だが、混雑しにくい傾向がある
- 電力系(eo光 / コミュファ光等):各地域の電力会社系列。対象地域内であれば安定性が高い
エリア確認の方法は後述の「10ギガ光回線の提供エリアと確認方法」で詳しく解説しています。
②月額料金で比較する
10ギガプランの月額料金は、サービスによって4,500〜7,500円程と幅があります。
毎月の支払い負担を抑えたい場合は、まず月額基本料金を比較しましょう。
さらに、スマホとのセット割が適用できるかどうかも大きなポイントです。
- ドコモユーザー:ドコモ光のセット割で1回線あたり最大1,100円/月割引
- au / UQモバイルユーザー:auひかり・ビッグローブ光・コミュファ光等でauスマートバリュー / 自宅セット割が適用
- ソフトバンク / ワイモバイルユーザー:ソフトバンク光・NURO光でおうち割光セットが適用
- 格安SIMユーザー:セット割がないサービスが多いため、月額基本料金が安いGMOとくとくBB光やenひかりが有利
セット割は家族全員に適用されるため、家族人数が多いほど割引総額が大きくなります。
スマホセット割の詳しい仕組みについては、スマホセット割完全ガイドもあわせてご覧ください。
③キャンペーン・キャッシュバックで比較する
10ギガプランでは、高額なキャッシュバック(CB)や月額割引キャンペーンを実施しているサービスが多くあります。
CB金額だけでなく、受け取り条件・受取時期もあわせて確認することが大切です。
| サービス | CB金額(10ギガ) | 受取時期 | 主な条件 |
|---|---|---|---|
| NURO光 | 90,000円 | 11ヶ月後 | 公式特設サイト経由で申込 |
| GMOとくとくBB光 | 70,000円 | 12ヶ月後 | 公式サイト経由で申込 |
| ソフトバンク光 | 50,000円 | 8ヶ月後 | GMOとくとくBB経由で申込 |
| コミュファ光 | 50,000円 | 12ヶ月目末日 | 代理店経由で申込 |
| ドコモ光 | dポイント25,000pt | 4ヶ月後 | 公式サイト経由で申込 |
| ビッグローブ光 | 20,000円 | 12ヶ月目+24ヶ月目 | 公式サイト経由で申込 |
CB金額が高くても、受取時期が遅かったり申請手続きが複雑だったりすると、受け取り忘れのリスクがあります。
また、ソフトバンク光やビッグローブ光のように「最初の数ヶ月0円」という月額割引型のキャンペーンもあり、CBとは別にコストを抑える手段になります。
④回線の種類で選ぶ
10ギガ光回線は、大きく3つの回線タイプに分類されます。
それぞれの特徴を理解し、自分の優先事項に合った回線タイプを選びましょう。
| 回線タイプ | 代表的なサービス | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 光コラボ(NTT系) | GMOとくとくBB光、ドコモ光、ソフトバンク光、ビッグローブ光、enひかり等 | 提供エリアが最も広い | 利用者が多く、夜間に混雑しやすい場合がある |
| 独自回線 | NURO光、auひかり | 自社設備で混雑しにくい | 提供エリアが限定的 |
| 電力系 | eo光(関西)、コミュファ光(東海) | 地域密着で安定性が高い | 対象エリアが特定地域のみ |
エリアが広い光コラボは多くの方が選択肢にできる一方、速度の安定性を最優先するなら独自回線や電力系が有利です。
なお、光コラボの場合はIPv6(IPoE)接続に対応したプロバイダを選ぶことで、夜間の混雑を軽減できます。
【ニーズ別】10ギガ光回線おすすめ比較
ここからは、マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チームが10ギガ光回線をニーズ別に分類して紹介します。
まずは全サービスの一覧表で全体像を把握しましょう。
| サービス名 | タイプ | 月額(10ギガ) | CB | セット割 | 契約期間 | エリア |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GMOとくとくBB光 | 光コラボ | 5,940円 | 70,000円 | なし | 縛りなし | NTT東西 |
| enひかり | 光コラボ | 4,700円 | なし | なし | 縛りなし | NTT東西 |
| BB.excite光 10G | 光コラボ | 4,730円 | なし | なし | 縛りなし | NTT東西 |
| ドコモ光 10ギガ | 光コラボ | 6,380円(タイプA) | dポイント25,000pt | ドコモ | 2年 | NTT東西 |
| ソフトバンク光 10ギガ | 光コラボ | 6,930円※6ヶ月0円 | 50,000円 | SB / YM | 2年 | NTT東西 |
| ビッグローブ光 10ギガ | 光コラボ | 6,270円※6ヶ月0円 | 20,000円 | au / UQ | 3年 | NTT東西 |
| NURO光 10ギガ | 独自回線 | 3,980円(3年定額)※37ヶ月目〜6,050円 | 90,000円 | SB / YM | 3年 | 限定エリア |
| auひかり 10ギガ | 独自回線 | 7,128円(ギガ得プラン) | なし(公式) | au / UQ | 2年 | 限定エリア |
| コミュファ光 10ギガ | 電力系 | 5,940円(1年目3,980円) | 50,000円 | au / UQ | 2年 | 東海 |
| eo光 10ギガ | 電力系 | 1〜6ヶ月:0円 / 7〜12ヶ月:500円 / 2年目〜:5,500円 | 60,000円 | au / UQ / mineo | − | 関西 |
| GameWith光 10ギガ | 光コラボ | 7,370円 | なし | なし | 2年 | NTT東西 |
上記の表を踏まえ、以下ではニーズ別におすすめサービスを詳しく解説します。
マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チーム独自のアンケート調査では、実際に利用されている10ギガ光回線サービスはソフトバンク光とドコモ光が各21.9%で最多、次いでauひかり(15.1%)、NURO光(9.6%)という結果でした。

さらに、回答数7名以上のサービスについてサービス別の速度満足度を集計したところ、auひかり 10ギガが平均8.5点でトップ、次いでNURO光 10ギガ(7.9点)、ソフトバンク光 10ギガ(7.6点)、ドコモ光 10ギガ(7.5点)という結果でした。

| サービス名 | 回答数 | 平均満足度(10点満点) | 7点以上の割合 |
|---|---|---|---|
| auひかり 10ギガ | 11名 | 8.5点 | 81.8% |
| NURO光 10ギガ | 7名 | 7.9点 | 85.7% |
| ソフトバンク光 10ギガ | 16名 | 7.6点 | 75.0% |
| ドコモ光 10ギガ | 16名 | 7.5点 | 75.0% |
10ギガにして良かったこととして、利用者からは以下のような声が寄せられています。
「家族全員で同時に接続しても全く遅延がなく、オンライン会議も途切れません。もう低速には戻れませんね」
(40代・ドコモ光 10ギガ)
「妻と同じ時間帯に別々の部屋で高画質の動画を見たり、株のトレードツールを複数立ち上げても、通信が全く途切れず安定するようになりました」
(30代・GMOとくとくBB光 10ギガ)
「人が集まり携帯7台を同時に使用してもサクサク使え、2階の部屋でも全く問題がなく快適に使えることがわかり、10ギガにしてよかったと思いました」
(40代・ビッグローブ光 10ギガ)
ニーズごとにおすすめサービスを解説していきます。
コスパ重視のおすすめ(月額が安い・CB充実)
スマホのセット割を使わない格安SIMユーザーや、とにかく月々のコストを抑えたい方には、以下の3サービスが有力な選択肢です。
GMOとくとくBB光(月額5,940円 / CB70,000円 / 縛りなし)
● おすすめポイント
10ギガで70,000円のキャッシュバックは業界トップクラス。契約期間の縛りもなく、解約違約金は0円
● 注意点
CBの受取は12ヶ月後。届くメール(GMOのメールアドレス宛)から手続きが必要なため、リマインダーを設定しておくと安心
2年間の実質月額は3,161円と、10ギガサービスの中でも際立って安い水準です(2年利用・CB適用時)。
コスパを重視する方におすすめの光回線です。
enひかり(月額4,700円 / 縛りなし)
● おすすめポイント
10ギガの月額料金が4,700円と最安水準。契約期間の縛りがなく、解約違約金も0円
● 注意点
キャッシュバックはなし。電話サポートの受付時間が限られるため、トラブル時は自己解決力が求められる
毎月の支払額を確実に抑えたい方にとって、enひかりの月額4,700円は非常に魅力的です。
CBの受取忘れリスクがない分、シンプルにコストを管理できます。
BB.excite光 10G(月額4,730円 / 縛りなし)
● おすすめポイント
初期費用(事務手数料・工事費)が完全無料。月額4,730円で縛りなし・解約違約金0円
● 注意点
キャッシュバックはなし。知名度が低く口コミが少ないため、事前に速度の評判を確認しておきたい
初期費用0円で始められるため、10ギガをまず試してみたいという方に向いています。
また縛りがないため、引越し予定がある方にもおすすめです。
ドコモユーザーにおすすめ
ドコモのスマホを使っている方は、ドコモ光 10ギガが最有力候補です。
ドコモ光 10ギガ(タイプA: 月額6,380円 / dポイント25,000pt / ドコモセット割)
● おすすめポイント
ドコモのセット割(ドコモ光セット割)で家族全員のスマホ料金が1回線あたり最大1,100円/月割引。
● 注意
月額6,380円は10ギガの中ではやや高め。ただし、家族3人以上でセット割を適用すれば、割引総額が月額差を上回る
例えば、家族4人全員がドコモユーザーであれば、セット割だけで毎月4,400円(1,100円×4回線)の割引を受けられます。
10ギガの月額6,380円からセット割4,400円を差し引くと、実質1,980円で超高速回線が使える計算です。
au・UQモバイルユーザーにおすすめ
au・UQモバイルユーザーは、auスマートバリューや自宅セット割を適用できるサービスが複数あります。
エリアや重視するポイントに応じて選び分けましょう。
auひかり 10ギガ(月額7,128円 / auスマートバリュー / 独自回線)
● ポイント
独自回線のため夜間帯でも速度が安定しやすい。au / UQモバイルのセット割で1回線あたり最大1,100円/月割引
● 注意
提供エリアが東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部に限定。月額7,128円(ギガ得プラン)は10ギガの中でも高め。公式申込の場合CBはなし
auひかりは、速度の安定性を最優先するau / UQユーザーで、対象エリア内にお住まいの方に最適です。
ビッグローブ光 10ギガ(月額6,270円※6ヶ月0円 / CB20,000円 / auセット割)
● ポイント
auひかりのエリア外でもau / UQのセット割が使える光コラボ。最初の6ヶ月間は月額0円、さらに20,000円のCBも受け取れる
● 注意
契約期間は3年。CBの受取は12ヶ月目と24ヶ月目の2回に分かれる
ビッグローブ光の2年間の実質月額は4,007円(2年利用・CB適用時)で、auセット割を含めるとさらにお得になります。
コミュファ光 10ギガ(月額5,940円※1年目3,980円 / CB50,000円 / 東海限定)
● ポイント
東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)にお住まいのau / UQユーザーにとって最強クラスの選択肢。1年目は月額3,980円、さらに50,000円のCBが付く
● 注意
東海4県以外では契約不可。解約違約金は月額料金1ヶ月分
コミュファ光は、2年間の実質月額は2,909円(2年利用・CB適用時)と、10ギガサービス全体でもトップクラスの安さです。
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーにおすすめ
ソフトバンクやワイモバイルユーザーは、おうち割光セットが適用できる2サービスが候補になります。
ソフトバンク光 10ギガ(月額6,930円※6ヶ月0円 / CB50,000円 / おうち割)
● ポイント
最初の6ヶ月間は月額0円キャンペーンを実施中。さらにGMOとくとくBB経由で申し込むと50,000円のCBも受け取れる
● 注意
7ヶ月目以降の月額6,930円は10ギガの中でもやや高め。長期利用ではセット割でカバーできるかがポイント
ソフトバンク光は6ヶ月間の月額0円と50,000円CBを合わせると、初期コストを大幅に抑えて10ギガをスタートできます。
NURO光 10ギガ(月額3,980円※3年定額 / CB90,000円 / 独自回線)
● ポイント
3年定額で月額3,980円という低価格に加え、90,000円という業界最高クラスのCBが魅力。独自回線で速度も安定しやすい
● 注意
提供エリアが北海道・関東・東海・関西・九州の一部に限定。開通まで1〜3ヶ月かかる場合がある。37ヶ月目以降は月額6,050円に上がる
NURO光はエリア内であれば、月額の安さ・CB金額・速度の安定性のすべてが高水準の非常にバランスの良いサービスです。
ゲーマー向けのおすすめ
FPSや格闘ゲームなど、Ping値(応答速度)が勝敗を左右するゲームをプレイする方は、ゲーマー向けに特化したサービスも選択肢に入ります。
ゲーマー向け回線は月額が高めですが、一般的な光コラボでは得られない低Ping環境を構築できるのが最大のメリットです。
コスパを重視するゲーマーの方は、GMOとくとくBB光やNURO光でも十分な速度が出るケースが多いため、まずは一般的な10ギガサービスを試してみるのも一つの手段です。
GameWith光 10ギガ(月額7,370円 / 専用帯域 / Ping値重視)
● ポイント
ゲーム専用帯域を確保しており、混雑時間帯でもPing値が安定。光コラボのためNTTエリア全域で契約可能
● 注意
月額7,370円は10ギガの中で最も高い水準。CBもなし。純粋にゲームの快適さに投資できる方向け
10ギガを活かすための宅内環境チェックリスト

10ギガ光回線を契約しても、宅内の機器やケーブルが対応していなければ速度は出ません。
ここでは、10ギガの速度を最大限に活かすために確認すべき4つのポイントを解説します。
LANケーブル — CAT6A以上が必須
10ギガの通信速度を活かすには、LANケーブルのカテゴリがCAT6A以上であることが必須条件です。
CAT5eやCAT6のLANケーブルは最大1Gbpsまでしか対応しておらず、10ギガ回線の妨げになります。
| カテゴリ | 最大通信速度 | 10ギガ対応 | 備考 |
|---|---|---|---|
| CAT5e | 1Gbps | × | 1ギガまで |
| CAT6 | 1Gbps | × | 1ギガまで |
| CAT6A | 10Gbps | ◎ | 10ギガにはこれがベスト |
| CAT7 | 10Gbps | ○ | 一般家庭ではオーバースペック |
| CAT8 | 40Gbps | ○ | 一般家庭ではオーバースペック |
コスパを考えるとCAT6Aが最適です。
5mのCAT6Aケーブルは1,000〜2,000円程度で購入でき、交換作業も差し替えるだけなので手軽に対応できます。
自宅のLANケーブルのカテゴリは、ケーブル外皮に「CAT6A」等の印字があるので確認してみてください。
Wi-Fiルーター — Wi-Fi 6E以上を推奨
Wi-Fiでの接続がメインの方は、ルーターの規格が速度に直結します。
Wi-Fi 5(ac)やWi-Fi 6(ax)では有線で10Gbpsの速度を出せても、無線接続で十分な速度が得られない場合があります。
10ギガの恩恵をWi-Fiでも受けるには、Wi-Fi 6E以上のルーターの使用を推奨します。
各サービスのルーター提供状況は以下のとおりです。
| サービス | ルーターレンタル | 月額 | 購入する場合の目安 |
|---|---|---|---|
| NURO光 10ギガ | ONU一体型(10G対応) | 無料 | − |
| GMOとくとくBB光 | あり(10G対応) | 無料※条件あり | 15,000〜30,000円 |
| ドコモ光 10ギガ | あり(10G対応) | 550円/月 | 15,000〜30,000円 |
| auひかり 10ギガ | あり(10G対応) | 550円/月 | 15,000〜30,000円 |
| ソフトバンク光 10ギガ | 光BBユニット(10G対応) | 513円/月 | − |
NURO光やGMOとくとくBB光のように10ギガ対応ルーターを無料で提供しているサービスを選べば、追加コストなしで快適な環境を構築できます。
自分で購入する場合は、10Gbps対応の有線LANポートを搭載したWi-Fi 6E / Wi-Fi 7対応ルーターを選びましょう(目安:15,000〜30,000円)。
ONU(光回線終端装置)
ONU(光回線終端装置)は、光ファイバーの信号をデジタル信号に変換する装置です。
10ギガプランを契約すると、各サービスから10ギガ対応ONU(XGS-PON対応等)がレンタルで提供されるため、自分で購入する必要はありません。
NURO光のようにONUとルーターが一体型になっているサービスもあり、その場合は別途ルーターを用意する手間が省けます。
1ギガから10ギガへプラン変更する場合は、ONUの交換工事が必要になるケースがほとんどなので、あらかじめ把握しておきましょう。
PC・スマホのNIC(ネットワークアダプタ)
回線やルーターが10ギガに対応していても、PCやスマホの受信側が対応していなければ速度は出ません。
有線接続の場合、PCに10GBASE-T対応のNIC(ネットワークアダプタ)が搭載されているか確認が必要です。
非搭載のPCでも、USB接続の10Gbps対応LANアダプタ(5,000〜10,000円程度)を使えば対応可能です。
Wi-Fi接続の場合は、端末がWi-Fi 6E以上に対応していることが推奨されます。
最近発売されたPC・スマホはWi-Fi 6E対応が増えているため、2023年以降に購入した端末であればWi-Fiでも10ギガの恩恵を受けやすいでしょう。

プロのアドバイス 💡
ご利用中のパソコンやスマートフォン、ゲーム機の性能が、回線速度を十分に活かせるものかどうかという点も重要になってきます。
そのため、端末側の処理能力が追いついていないと、回線速度の改善よりも先に、デバイス自体の買い替えを考えたほうがよいケースもあります。
最後に、宅内環境の全体チェックリストを以下にまとめます。
| チェック項目 | 要件 | 費用目安 |
|---|---|---|
| LANケーブル | CAT6A以上 | 1,000〜2,000円 |
| Wi-Fiルーター | Wi-Fi 6E以上 / 10Gbpsポート搭載 | 15,000〜30,000円(レンタルなら月500円前後) |
| ONU | 10ギガ対応(サービスから貸与) | 無料(レンタル) |
| PCの有線NIC | 10GBASE-T対応 | 5,000〜10,000円(USB変換アダプタ) |
| スマホ / タブレット | Wi-Fi 6E対応 | ※端末買い替え時に考慮 |
| LANハブ(複数台有線接続時) | 10Gbps対応 | 10,000〜20,000円 |
すべてをいきなり揃える必要はありません。
まずはLANケーブルの交換から始め、必要に応じてルーターや端末をアップグレードしていくのが現実的です。
10ギガ光回線の提供エリアと確認方法
10ギガ光回線は1ギガと比べて提供エリアが限られています。
契約を検討する前に、自分の住所が対応エリア内かどうかを必ず確認しましょう。
NTT東日本・西日本の10ギガ提供エリア(フレッツ光クロス / 光コラボ)
GMOとくとくBB光・ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光・enひかり等の光コラボサービスは、NTTの「フレッツ光クロス」と同じ提供エリアです。
- NTT東日本エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・北海道・宮城県・新潟県 等
- NTT西日本エリア:大阪府・愛知県・静岡県・京都府・兵庫県・広島県・福岡県 等
ただし、上記の都道府県内でも一部地域のみの対応である点に注意してください。
NTTのエリアは順次拡大中ですが、郊外や山間部は未対応の場合が多いのが現状です。
独自回線の10ギガ提供エリア
独自回線はNTTよりもさらにエリアが限定的です。
- NURO光 10ギガ:北海道・関東(東京/神奈川/埼玉/千葉)・東海(愛知/静岡)・関西(大阪/兵庫/京都)・九州(福岡/佐賀)の一部
- auひかり 10ギガ:東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の一部
特にauひかりの10ギガは首都圏の一部のみで、地方では利用できません。
電力系の10ギガ提供エリア
各地域の電力系光回線も10ギガプランを提供しています。
- eo光:関西エリア(大阪/京都/兵庫/奈良/滋賀/和歌山/福井の一部)
- コミュファ光:東海エリア(愛知/岐阜/三重/静岡)
- ピカラ光:四国エリア
- BBIQ:九州エリア
対象地域にお住まいの方は、全国展開のサービスと電力系を比較したうえで選ぶのがおすすめです。
エリア確認の方法
10ギガの提供エリアは、各サービスの公式サイトで住所を入力するだけで確認できます。
エリア外だった場合でも、NTTのフレッツ光クロスは順次エリアを拡大しているため、数ヶ月後に再度確認すると対応していることもあります。
マイナビニュース ヒカリノトリセツ運営チーム独自のアンケート調査では、10ギガユーザーの不満として「提供エリアが限られていて選択肢が少なかった」と回答した人は5.5%にとどまりました。
一方で、「開通工事に時間がかかった」は13.7%と一定数おり、申込から利用開始までの期間には注意が必要です。
実際に10ギガを利用しているユーザーからは、エリアや工事に関して以下のようなアドバイスが寄せられています。
「引っ越しと同時に契約をしたい場合、すぐに回線工事ができないこともあるので、入居前の確認を慎重に実施すると良いです」
(40代)
「築年数の古い賃貸物件は、個人宅内に10Gbps用通信ケーブルを引く工事が絶対に必要です。工事日は必ず在宅して、立ち合いしましょう」
(50代)
10ギガ光回線の申込から開通までの流れ
10ギガ光回線の申込から開通までの手順を、新規契約とプラン変更の2パターンに分けて解説します。
全体の流れを把握しておけば、スムーズに手続きを進められます。
新規申込の場合
10ギガ光回線を新規で申し込む場合の手順は以下のとおりです。
- エリア確認:公式サイトで自宅の住所が10ギガ対応エリアかチェック
- Webから申込:公式サイトまたは代理店サイトから申し込む。CB特典がある場合は適用条件を確認
- 工事日の調整:申込後、工事日の連絡が届く(申込から1〜2ヶ月後が目安)
- 開通工事:作業員が訪問し宅内工事を実施(所要時間1〜2時間)。立会いが必要
- 宅内環境の整備:10ギガ対応のルーター設置・LANケーブル交換を行う
- 速度測定で確認:Fast.com等で実測値をチェックし、期待どおりの速度が出ているか確認
繁忙期(3〜4月)は工事の予約が混み合い、通常より時間がかかる場合があります。
引越しシーズンに合わせて契約する場合は、早めに申し込むことをおすすめします。
1ギガからのプラン変更(アップグレード)の場合
現在1ギガプランを利用中で、同じサービス内で10ギガにアップグレードする場合も、多くのケースで工事が発生します。
10ギガ対応のONUに交換する必要があるためです。
- 同一サービス内でのプラン変更:Webまたは電話で変更手続き → ONU交換工事 → 宅内環境整備(1〜4週間)
- 他社への乗り換え:新規申込と同様の手順。違約金が発生する場合は、乗り換え先のCBで相殺できることが多い
他社からの乗り換えを検討している方は、光回線の乗り換え完全ガイドもあわせてご覧ください。
開通までの目安期間
| 申込パターン | 目安期間 | 備考 |
|---|---|---|
| 新規申込 | 2週間〜2ヶ月 | 繁忙期は長引く場合あり |
| プラン変更 | 1〜4週間 | ONU交換工事が必要 |
| NURO光(新規) | 1〜3ヶ月 | 宅内工事と屋外工事の2回が必要な場合あり |
工事が不要なケースは、既に10ギガ対応設備が建物に導入済みの場合に限られ、非常に稀です。
基本的には工事が発生すると考えておきましょう。
10ギガ光回線に関するよくある質問(FAQ)
10ギガ光回線について、よく寄せられる質問にまとめて回答します。
10ギガプランの実測値は1〜5Gbps程度で、1ギガプランの実測300〜700Mbpsと比べると約2〜7倍の速度向上が一般的です。
宅内環境(LANケーブル・ルーター・端末)が10ギガに対応していないと、1ギガプランと大差ない速度になってしまう場合もあります。
10ギガの速度を最大限に引き出すには、前述の「宅内環境チェックリスト」の項目をすべて満たすことが重要です。
マンション全体の配線方式がVDSL(電話線)やLAN配線の場合、建物の設備上10ギガに対応できません。
ただし、以下のような方法で10ギガを利用できる場合があります。
・戸建てタイプを個別に引き込む:管理組合の許可が得られれば、自室まで直接光ファイバーを引き込む方法。低層階の部屋であれば工事可能なケースが多い
・NURO光のマンション対応:一部マンションで10ギガ対応の設備が導入されている場合あり
まずは管理組合や管理会社に「戸建てタイプの光回線を引き込み可能か」を確認してみることをおすすめします。
レンタル月額550円の場合、2年間で13,200円。
10ギガ対応ルーターは15,000〜30,000円で購入できるため、2〜4年を超えると購入のほうが割安になります。
ただし、NURO光やGMOとくとくBB光のように無料でルーターを提供しているサービスの場合は、レンタル一択で問題ありません。
購入する場合は、Wi-Fi 6E / Wi-Fi 7対応で、10Gbps対応のWANポートを搭載したモデルを選びましょう。
次いで「対応ルーターの購入が必要だった」(21.9%)、「開通工事に時間がかかった」(13.7%)と続きます。
一方で、「特に不満・後悔はない」と回答した人も23.3%いました。
10ギガに変えて後悔するケースとして多いのは、以下の3つです。
①料金が高い:月額が1ギガより1,000〜2,000円高く、利用用途に見合わないと感じた
②宅内環境の整備が必要だった:ルーターやLANケーブルの買い替えで想定外の出費が発生した
③期待ほど速くならなかった:宅内機器が未対応のまま使い、1ギガとの体感差を感じられなかった
後悔を防ぐには、事前に宅内環境を確認し、月額差と利用用途の費用対効果を試算しておくことが大切です。
本記事の「判断基準」の章と「宅内環境チェックリスト」の章を参考にしてください。
・独自回線の1ギガプラン:NURO光(2ギガ)やauひかりの1ギガプランは利用者が分散しやすく、実測値が高い傾向がある
・IPv6(IPoE)対応の1ギガ光コラボ:夜間の混雑を回避しやすく、実測300〜700Mbps程度の速度が安定して出る
1ギガプランでも、Web閲覧・動画視聴・一般的なオンラインゲームには十分な速度です。
変更手続き自体はWebまたは電話で申し込めるため、手間は大きくありません。
他社に乗り換える場合は新規申込と同じ手順になります。
現在のサービスに違約金が発生する場合でも、乗り換え先のCBや違約金補填キャンペーンで相殺できるケースが多いため、総コストで判断するのがおすすめです。
まとめ
10ギガ光回線は、FPSなどのオンラインゲーム・大容量ファイルのやり取り・家族4人以上の同時利用といった高い通信品質が求められる場面で大きな効果を発揮します。
また、10ギガの速度を最大限に活かすには、宅内環境の整備も欠かせません。
10ギガ光回線は「契約して終わり」ではなく、宅内環境を整えて初めて真価を発揮します。
自分の利用シーン・スマホのキャリア・お住まいのエリアに合わせて、最適なサービスを選びましょう。

